CAST & STAFF

CAST

香川照之(かがわ・てるゆき)−正午
1965年東京都生まれ。’88年にNHK大河ドラマ「春日局」でデビュー。以後、映画、ドラマ、舞台など多数の作品に出演。これまでの代表作に『独立少年合唱団』(緒方明監督)、『鬼が来た!』(チアン・ウェン監督)、『ゆれる』(西川美和監督)、『キサラギ』(佐藤祐市監督)などがある。また今後の公開待機作には『ShakingTokyo』(ポン・ジュノ監督)、『闘茶』(ワン・イェミン監督)、『ジョン・ラーベ』(フロリアン・ガレンバーガー監督)があるなど国内外問わず活躍する近年の日本映画界では欠かせない俳優の一人となっている。TVドラマではNHK大河『利家とまつ』、『坂の上の雲』、『アンフェア』(CX)などがあり、その他にも著書に『中国魅録−「鬼が来た!」撮影日記』や「キネマ旬報」誌で連載中のエッセイ「日本魅録」も好評
で、’03年と’05年度にキネマ旬報ベスト・テン読者賞を獲得するなど活躍の幅を拡げている。

尾野真千子(おの・まちこ)−新菜
1981年奈良県生まれ。中学の時に映画監督・河瀬直美に地元でスカウトされ、’97年、映画『萌の朱雀』で主演デビューする。同作でシンガポール国際映画祭主演女優賞、高崎映画祭最優秀新人女優賞を受賞。その後、青山真治監督『EUREKA』や山下敦弘監督『リアリズムの宿』、石井克人監督『ナイスの森』など映画に多数出演。’07年には10年ぶりの河瀬監督作品『殯の森』で主演をつとめる。映画『殯の森』は第60回カンヌ国際映画祭でグランプリを獲得した。今後の公開待機作の原田眞人監督最新作『クライマーズ・ハイ』では唯一の女性記者を演じるなど、今もっとも注目されている女優のひとり。

コモブチキイチロウ 
高松いく

ほか

STAFF

監督&原作(「ゼロになるからだ」(徳間書店刊))&
脚本&語り:覚 和歌子(かく・わかこ)

1961年山梨生まれ。早大卒。卒業と同時に作詞の仕事を始める。クミコ、平原綾香、smapなど多くの作品を手がける。’92年淡路島「世界環境芸術会議」で地元小学生と共演した実験詩パフォーマンスをきっかけに身体表現としての詩に目覚める。以後、自作詩の朗読ステージを国内外で精力的に展開。『朗読するための物語詩』という独自の分野を開拓し、評価を受ける。’01年『千と千尋の神隠し』主題歌「いつも何度でも」の作詞でレコード大賞金賞。著作に、詩集「ゼロになるからだ」(徳間書店)、「海のような大人になる」(理論社)、他エッセイ、絵本など多数。’04年ソロアルバム『青空1号』をソニーよりリリース。

監督&脚本:谷川俊太郎(たにかわ・しゅんたろう)
1931年東京生まれ。’52年、「文学界」に詩を発表して注目を集め、処女詩集「二十億光年の孤独」を刊行、みずみずしい感性が高い評価を得る。
以降文筆業を生業として今日に至る。主な詩集には、読売文学賞を受賞した「日々の地図」をはじめ「ことばあそびうた」「世間知ラズ」「モーツァルトを聴く人」等がある。また、絵本「けんはへっちゃら」「こっぷ」「わたし」や、日本翻訳文化賞を受賞した訳詩集「マザーグースのうた」やスヌーピーでお馴染みの「ピーナッツ」等の翻訳、脚本、写真、ビデオなど様々な分野で活躍している。現代を代表する詩人のひとり。

製作:畠中基博、及川武、依田 巽
企画・プロデューサー:畠中基博、中村誠
coプロデューサー:畠中節代、徳原重之
写真:首藤幹夫
音楽:丸尾めぐみ
衣裳デザイン:伊藤佐智子
ヘアメイク:飯面裕士
アートディレクター:葛西薫

制作:パグポイント・ジャパン
配給・宣伝:アンジェリカ
宣伝協力:フロンティアワークス

©2008「ヤーチャイカ」製作委員会(パグポイント・ジャパン、フロンティアワークス、ティー ワイ リミテッド)
2008 / 日本語・カラー / ビスタ / ドルビーSR / 70分